下記のブログで英語での「トイレ」の表現の数々見て、ああそうなのかといたく感心した。
自分はこれほどの使い分けをしておらず、ためになりました。
「トイレはどこですか」って英語で何という?ネイティブスピーカーの表現 - ネイティブキャンプ英会話ブログ (nativecamp.net)
このブログにはない「トイレ」の例として、アメリカの住宅の間取りの説明の際に出てくる「half-bath」という言葉がある。「full-bath」が「洋風便器+シャワー+湯舟」のセットであるのに対して、「half-bath」は「洋風便器しかない(日本の普通の家庭用の)トイレ」を指す。日常的には使われない言葉だろうと思う。私も不動産関係の話でしか見たことしかない。
5年くらい前、ロサンジェルスの郊外で一戸建て超豪邸の売り物件のバスルームの数が「33カ所」とありその多さにのけぞった(大きな一軒家の中のトイレが33カ所もあるのだ)。
2年くらい前に今度は「63カ所」というのがあって、この記録を大幅に更新した。
いずれも数十億円台だったが、こんな家を買おうかどうか検討するよりも前に、泌尿器科に行くべきだ。
そこで海外旅行で思わぬ窮地に陥らないようにするための「知恵」だが、一つお教えしよう。
ホテルにチェックインする時に、フロントで
「一番近いトイレはどこですか?」を「現地語」で紙に書いてもらい、滞在中はこれを持ち歩くのだ。
私自身がこのメモのお世話になった事は結局一回もなかったのだが、海外に行くと意外なところで英語が通じない場合がある。
例えばパリで入ったデパートで婦人服のセールに遭遇し、フランスのご婦人方に交じって私も奪い合いに参戦しようとしたのだが、とても英語でなんだらと言って分け入る状況ではなかった。
ドイツのケルンの郊外の住宅展示場、ここはあたりまえだが完全に地元ドイツ人向けであり、英語を話せる人間はいなかった(英語の人間は客のはずがないので相手にされなかった?)。
ジャカルタで三輪リキシャに乗ったら帰れなくなりそうになった。ジャカルタっ子にとっては英語どころか「インドネシア語」さえ学校で教わる言葉で、ジャカルタの方言が日常用語なのだそうだ。インドネシアの方言は「方言」などいう生易しい物ではなく、全く異なる言語だという。
そういえば、パリのレストランではトイレが変な所になかったかな?
日本人ではたぶん探しあてれないような場所にあった覚えがる。
その点、アメリカはオフィスにしてもレストランにしてもSCにしても、日本と同じような所にトイレがあるように思う。
追記:2023.3.28
アメリカでは「建物の中に入ってしまえば、トイレはこの辺にありそうだと(日本人が)思う場所に大抵はある」という話で、いわゆる道ばたなどにある「公衆トイレ」って見た覚えがない。特に探したことはないので本当はあるのかも知れない。
その点、北京には道路の歩道上に公衆トイレの小さな建物があった。有名な「ニーハオ・トイレ」だったのだが誰もおらず、「ニーハオ」のだいご味は味わい損ねた。とにかくひどい臭さだった。ただしもうかなり昔の事だ。