ソニーの不動産でのおとり広告はスシローのおとりの20万倍の被害額

 「おうちダイレクト」は個人向けはやめるとの事だが当たり前だろう。ソニーという会社は子会社でなら延々と「不動産のおとり広告」を打ち続け、長期間それを放置する会社なのだ。

 「ソニー」という名が広告にあろうが、ソニーの利益が1兆円であろうが、「ソニー」の名を信じて不動産のおとり広告に引っかかったら、破滅しかねない。

 「スシローのウニ・カニのおとり広告」どころの話ではない。被害額は20万倍だ。

 

 なんでこの程度の話で「ソニー」は大事な「ソニー」というブランドを自ら踏みにじって傷つけたまま長期間、放置してきたのかね?

 ソニーって何か根本的なところで会社運営のありかたをまちがえているのではないか? 普通の、正常に機能している大企業ならこんなこと、起こりえない。ソニーは社内がどこかおかしいのだとしか思えない。

 

 同社社内で機能不全を起こしている部分をピンポイントで考えてみる。

 「ソニー」というブランドの管理責任者は、たぶん「総務部長」とか「総務担当役員」だろう。「総務部長」とか「総務担当役員」というポジションは一見「ヒマ」で、下手すれば「閑職」と見られる事がある。しかしこれらは時により「かなめ」となる重要なポジションにもなる。

 さらに「総務部長」は通常、会社運営体制・組織・職務分掌規程の責任も持つ。今回は「ブランド維持」と「会社運営体制」の二重の責任を負っているわけで、ソニーの総務部長さんって本件を含めていったいどんな責任感を持って業務にあたっている方なのか、興味がある。

 

 ソニーの総務部長さんはこの二つを両方ともさぼっている。私には信じられないほどの「職務懈怠」でこれは「懲罰もの」なのだが、「懲罰」は通常、総務部長が実質的に決める。本件は「懲罰対象が総務部長自身」というマレなケースで、泥棒が警官を兼ねているようなものだ。

 ある超大企業では類似のケースで、「副社長」が決めていた。この副社長は非常に身ぎれいで、「古武士」の風情を持った方だった。しかし後ろからばっさり切りつける事もされた。ソニーってこれをやれる人がいないために総務部長の職務懈怠が放置されてしまい、ブランドの毀損が起きてしまったのではないのか?

 「総務部長の職務懈怠が放置」されていて、利益が1兆円なんだと。幸せな会社だ。

 

 なんにしてもあまりにも不自然な話で、「直せ」と言ったって「総務部長」がこれでは組織はなおりっこない。副次的には「職務懈怠による懲罰」なんて言わずに、通常の人事的な処罰、人事部長が新総務部長を決めて現総務部長はとばす事で済ますなら、現総務部長の移動は「職務懈怠による異動だ」と分かるようにしておかないと、社内の他の人間がまた別の「職務懈怠」をする。

 まあ私がソニーの人事の発令をするわけにはいかないので、会社としてよく反省し、少なくとも不動産ビジネスの関係者の間では失った「ソニー」というブランドの信用回復に励んでください。

  

 なんにしても、「ソニー」って「スシロー」以下ですよ。

  むかし、中・高校生の頃、ソニーに憧れていた自分がアホに思えて、悲しいです。

 

(ソニーに比べればはるかに損害額が少ないスシローの「寿司」のおとり広告問題)

 「ウニ」「カニ」が無い…“おとり広告”スシローに措置命令 “仕方ないね”で終わらなかった理由は?弁護士解説 | TBS NEWS DIG(2ページ)

 

  (過去のブログ・抜粋)

「ソニー」の名に泥をぬる『AI』=おうちダイレクトのAI価格査定は詐欺師に最適?

  以下は、20211015日にネットからコピーした広告だ。

 我々プロには一目で分かるが、写真のような物件が「7057万円~7331万円」で売れる可能性は、完璧にゼロだ。ありえない。どこを探してもまともな査定でこんな価格がつく物件は存在しっこない。

 あまりにひどいので、おうちダイレクトのWeb広告、あえてコピペして告発します。

 

 

  「ソニーグループのAI」だとしているが、おうちダイレクトのAIは性能が悪すぎるわけだ。

 上の査定価格を信じて買った人は、数千万円以上、高く買わされている。

 まるでソニーの名において出す、詐欺師向けのようなAI価格査定だ。

 このブログを見た購入希望者の方:不動産はトランジスターラジオやウォークマンとは違います。

 世界的な超大企業にとってはささいで冒険的な新規事業の試みのつもりでも、これにひっかかると個人レベルでは破滅です。くれぐれもお気を付けください。

 

 

(海外からの日本不動産への投資家は「ソニー」という名前が出てきたら注意せよとの警告)

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