2010年の創刊直後から購読していた「日経電子版」を先日、解約した。10年以上、漫然と取り続けていたのだがテレビのCMが「月4277円」とやたらに強調し、これでは年5万円もする。日経電子版は日本のローカル紙に過ぎないのに、電子版の国際的比較では明らかに高い。
おまけにテレビのCMで訴求しているのは若手社員か新入社員であり、そんな坊ややお嬢ちゃん向けの新聞なら当方は読む必要はない。
ちなみに私の情報源は「テレビ」「ネット(dマガジンを含む)」「英字新聞」で、ただし英字新聞は不動産に関連する記事しか読んでいない。情報的には非常に偏っていると反省しているのだが、フリーランスでコンサルタントをやっていると日本の新聞まで読んでいる時間がないし、日本の新聞は以下のように目を通そうとするだけ徒労な面がある。
(参考)
もしや皆さんの参考にはなるかも知れないので、主な英字新聞のURLを列挙しておく。
ブルームバーグ https://www.bloomberg.com
ウォールストリートジャーナル https://www.wsj.com/
ニューヨークタイムズ https://www.nytimes.com/
フィナンシャルタイムズ https://www.ft.com/
たいていのメディアは月初から「月何本」かの無料試読ができる。ただし、断言するが、普通の日本人がある日思い立って辞書を片手にこれらを読もうと思ったって、分かる可能性は100%、ありません。(私が知る人は全員討ち死にして、自信喪失となった)
「新聞には何が書かれているか」という話なのですが、新聞には「ある事象についての一連の流れに関して、その前日に起きた断片を報じたもの(記事)を集めた『断片集』という面があります。そう理解して工夫して取り組めば、あなたも一週間で英字新聞が読めるようになります。
なお英字新聞を読んでいると日本の新聞記事はつまらなくて読めなくなる場合がありますのでご注意を。
英字新聞の方が比較にならないくらい面白いのは簡単な理由で、1本の記事が日本の新聞記事の大体2.5倍の長さだからです。 記事の面には広告がなく、全面で3(~4)つの記事しかありません。1÷3=0.333。
日本の新聞は大体下3分の1が広告で、残りに5本位の記事が載ります。(2÷3)÷5=0.133。
英字新聞の場合は引用や例証ほか、記事の幅が非常に広くて知性が刺激されます。
日本の新聞の記事は短すぎて機械的に事実を書き連ねただけでほぼ終わりです。人にもよるのでしょうが、私には日本の新聞記事に時間を割く余裕がありません。
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