少なくともWeWork株についてソフトバンクGの決算は粉飾まがい?

 よくわからない点もあるので「粉飾」とは言いません。

 また、以下は間違っている、あるいは当方の勘違いの可能性もあるのでご注意ください。

 

 ソフトバンクはビジョンファンドを運営、過去に何回かに分けてWeWork株を取得してきた。

 WeWork株については孫氏がさらに超巨額の増資や買取をしようとしたところ、ビジョンファンドの主要出資者であるサウジとアブダビがこれに反対した。

 その結果、増資・買取の規模を大幅に縮小して、ソフトバンク単独でこれを行った。

 

 疑問が持たれるのは、ビジョンファンド(およびソフトバンク)が保有するWeWork株の全体を、この最後に行われた増資・買取の単価で評価して、営業利益に取り込んでいるのではないかという点だ。

 

 例えばこんな感じである。

 

 トヨタ自動車がX社の株、100万株を単価1000円で、10億円分買っていた。

 トヨタ自動車はX社の株、1万株を単価2000円で2000万円分、新たに買った。

 決算では合計101万株を1株2000円で評価して、10億円の評価益を営業利益とした。

 

 こんなのおかしいと思う。

 公認会計士さんが認めるのなら、その理屈を知りたいものです。

 

 こんな決算が可能なら、利益なんていくらでも自分で作れてしまう。

 私は何か根本的に勘違いしているのかもしれません。

 その節はお許しください。