蓮実重彦先生と同じくらい怖かった大谷幸夫先生

★「ジャパン・トランスナショナル」検索改善用ブログです。

 

 元東大総長の蓮見重彦先生のえらく不機嫌な記者会見をYouTubeで確認しました。

 

 https://www.youtube.com/watch?v=ZGIwge05V9I

 

 ニュースでダイジェストは見ていたのだが、全部通しで見るとすごいコワさ。

 新聞記者の方々、特にやり込められた方の中には泣いていた方もいた?

 

 東大の都市工学科にもやっぱり怖い先生がいました。

 

 「大谷幸夫先生」で、世界的に著名な建築家、丹下健三先生のお弟子さんにあたる。

 

 1963年に行われた日本初の設計公開コンペで、最優勝賞を獲得された。

 この時の出世作、「京都国際会議場」はいまでも名建築の誉れが高い。

 

 大学での講義は「都市空間論」で、気難しそうではあったが、特に怖いという感じではなかった。

 

 怖い目にあったのは、私が40寸前のころ。

 当時、三井不動産で「街づくりの知恵と作法」という本を出し、これを届けに上がった。

 

 その時、先生は本を見るなり「君たちに『作法』を言われる筋合いはない」怒り出した。

 

 それまでも会社や役所で怒られたことはあったが、こんなすごい怒られ方をしたのは社会人になってから、初めてだった。

 自分で、自分の顔がこわばっているのがわかりました。

 

 大谷先生のお弟子さんになっていた大学の同級生に聞くと、先生は以前、ある場所で再開発に参画していたら、(たぶん地価が上昇したのだろう)不動産デベが割り込んできて、話をずたずたにされたという経験があるので、その恨みだという。

 

 怒りも一段落したら、先生は機嫌を直され、いま手掛けている千葉所在の名建築の保存に関する構想の話などをされたのだった。

 

<グローバル不動産経済レクチャラー/海外不動産セミナー>

<私のもう一つのブログです:http://triangle-uehara.jimdo.com/