春の川越めぐりとお花見の思い出

 4/3(日)、合唱サークルの仲間たち=中学校の同級生と、「川越めぐり」をした。

 日曜日としてはこの日しかないという絶好のお花見日和と重なり、また、地元在住の同級生がルートや、お食事処などを設定してくれたおかげで、楽しく、充実した一日だった。

 

 蔵造り等、見どころ、満載。ずいぶん外人さん(浴衣や和服を着ている方もいた)を見かけたが、わざわざ川越まで来る価値はたしかにあります。

 

 印象的だった名所の一つが「五百羅漢」。

 大したことはないと言えば大したことはないのだが、心に残っている。

 昔は地元の子供がここで遊びまわっていたそうだ。

 本丸御殿だったか、「この大広間は昔は柔道の練習場として使われていた」などという話も、面白かった。

 

 実は川越には大学時代の思い出がある。

 「都市工学」を専攻したのだが、川越の都市計画の課題が出たのだ。

 

 誰でも思うのは、西武新宿線の「本川越駅」を移転して「川越駅」に持って来る事。

 しかし私はこれは両駅を結ぶ商店街の反対で、実現不可能だとした。

 

 今回、実際に行ってみると、クレアモール商店街の反対もさる事ながら、肝心の西武鉄道(現・西武ホールディング)が駅移転にウンという訳ないですね。

 本川越駅周辺にいっぱい土地を持っているのです。

 こういうことを反射的に考えるのは、やはり不動産会社に勤めていたからでしょう。

 

 昔、駐車違反で私をつかまえた交番は、さすがにどこかわからなかった。

 

 振り返れば、過去の人生の「お花見」で一番、印象深いのは、バブルの真っ最中だった時の事だ。

 

 当時の名称で「住宅公団」「日本債券信用銀行」はともに本社が九段下にあった。

 昼休みに私が日本橋から抜け出して、この2社に勤務する大学の同級生と待ち合わせし、3人で会社をさぼって千鳥ヶ淵でお花見をしたのだ。

 

 当時、3人とも35才前後。解放感、いっぱい。

 ボートを漕いで桜の木の枝の下をくぐり抜けた「お花見」はとても爽快だった。

 

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