★「ジャパン・トランスナショナル」検索改善ブログ
夏の高校野球のシーズンだ。
当ジャパン・トランスナショナルも学生だった頃は、朝から夕方まで、全試合を見ていたものだ。
昭和30年代後半から40年代後半くらいまでかな、よく見ていたのは。
あの頃は、塾や予備校にも行っていなかったので、夏休みはヒマだった。
なにか違和感を感じたのは「江川卓」の登場だったような気がする。
いまにして思えば、彼は高校生なりに、「高校野球の建前」に反抗していた?
東大に入って、一回くらいは「六大学野球」を見ておかなくっちゃと思って見に行ったのが「東京大学vs法政大学」。
神宮のスコアボードには選手の氏名の下に、出身高校が書かれていた。
東大は「灘」とか「麻布」とかいった東大合格者数番付の上位校ばかり。
法政は「PL学園」とか「箕島商業」とかいった甲子園の常連校ばかり。
9回やって、東大は三遊間のど真ん中をゴロで抜けたヒット、1本だけ。
勝てるわけがない。遠目で見ても体格がまるで違う。
うさばらしで、法政の三塁者をみんなでやじり倒した。
帽子をとって、髪の毛に手をやると
「アタマをかくな、フケが落ちる!!」
あるいは「一塁ゴロでも油断はするな!!」「グランドでは歯を見せるな!!」
といったヤジだった。先方は慣れているのか、苦笑いしていた。