「東京ディズニーリゾート」と「ららぽーとTOKYO-BAY」は叔父さんと甥っ子

 素性からいうと、この2つは叔父さんと甥っ子にあたる。

 

 叔父さん側が「東京ディズニーリゾート」

 

 甥っ子側が「ららぽーとTOKYO-BAY」だ。

 

 「東京ディズニーリゾート」の父親で、「ららぽーとTOKYO-BAY」の祖父なのは・・・

 

 「朝日土地興業」という会社だ。もうとっくの昔に倒産してしまっているが。

 

 この会社、大昔、いっせいを風靡した「船橋ヘルスセンター」で有名だ。

 

 倒産して、その跡地に建てられたのが今の「ららぽーとTOKYO-BAY」だ。

 

 だから、おじいちゃんの孫だ。

 

 この辺の経緯、当ジャパン・トランスナショナルは異様に詳しいのだ。

 

 朝日土地興業は大昔、千葉県と「東洋一の遊園地を作る」と約束して、浦安で巨大埋立の許可を得た。

 

 その約束の実現として埋立地の上に出来たのが「東京ディズニーランド」だ。

 

 だから、「東京ディズニーリゾート」はおじいちゃんの子供だ。

 

 おじいちゃんが倒産したのは、埋立の許可をとった直後だった。

 

 その後はすったもんだが、いろいろあった。

 

 だから東京ディズニーランドが開園した時、パーク内に「千葉県の物産を売るショップ」もあった。

 

 あまりに場違いな店だから目立たないように、ほかの店の奥にかくれて店を構えていた。

 

 この店の目玉の売り物は、千葉の工芸の小型の「おみこし」だった。

 

 たしか100万円だったと記憶する。

 

 オープン当時、東京ディズニーランドで売られていたグッズ(土産物)の中で、いちばん値段が高かった。