エームサービスは「エンムサービス」になるところだった

 エームサービスはいまでも社員食堂や病院給食大手のはずだ。

 

 おおむかしに設立した時の株主は

 

   アメリカの病院給食大手・ARA(A)
   超有名デパート三越系の食品会社・国際食品(I)
   三井系・三井物産と三井不動産(M)
 
 で「エームサービス」となった。

 

 ところが設立からほどなくして、国際食品は「二幸」と社名変更した。

 

 つまり、もう少しで「エンムサービス」になっていたところなのだ。

 


 「キャニー」というサービスエリアやゴルフ場のレストランが主力の会社は・・・

 

 もともとは「富士綜合開発」というなまえで・・・

 

 志し高く、富士山の南麓で一生懸命、井戸をたくさん掘っていた由緒ある会社だ。

 

 その後、レストラン主業の会社になっていたので、名が体を表さず・・・

 

 3本の足でささえる「かなえ(鼎)」の様な会社になろうという祈りをこめて・・・

 

 キャニーということばが選ばれて、その名に変えられた。

 

 「かなえ」の「鼎」は「鼎談(ていだん)」の「鼎」だ。

 


 社名ってつけるのがけっこうむずかしい。

 

 当ジャパン・トランスナショナルも、ちょっと長すぎるし、立派過ぎた。