(本稿は2020年3月15日に執筆したものです) アダム・ニューマン氏が率いてコワーキングから出発したWeWorkは昨年IPO・新規上場で大失敗をしたが、この流れを振り返りたい。なお為替は全て$=100円で換算してある。 ...
ブルームバーグとフィナンシャルタイムズが孫CEOの持ち株の担保差し入れのことを追っている。特にフィナンシャルタイムズではいくつもの記事で登場、この話は世界的にはもう知る人ぞ知るという状態だ。...
〇アメリカのモーゲージ関連の金融市場で混乱が起きている。給料をもらえない人間がモーゲージを払えなくなる為、不安からMBS(モーゲージ証券)の価格が下落、これで発生した追加証拠金にモーゲージリートやモーゲージ投資ファンドが対応できない。裏付けられた物件がモールが主であるCMBS(商業不動産モーゲージ証券)でも混乱が起きている。...
ソフトバンクによる約1兆円の救済パッケージの一部の「WeWorkの既存株主から株を30億$(3300億円)で買い取る」という部分について、孫氏はこれをしないと言い出した。...
新型肺炎の影響で中国人による購入が世界各地ですっかり止まっている。中国国内でもマンション販売は90%減少だ。中国では屋内での運動を兼ねた任天堂のゲーム機や、女性が化粧の練習をする為の口紅やメイキャップ用品が通販での売れ筋になっている。...
あまりにも重要な記事なので、今後、日本や世界のメディアでも取り上げられるだろう。 ソフトバンクのビジョンファンドのトップ、ミスラ氏に関する醜聞をウォールストリート・ジャーナルがかなり詳しく報じている(日本での販売2020年2月28日号)。...
当社は「グローバル不動産経済」を標榜しているため、WeWorkについてはソフトバンクが同社に初めて出資した2017年の時点から注目、主要英米6紙に載った同社関連の記事はすべて(と言って過言ではないくらい)目を通してきた。...
SCリート最大手のサイモン・プロパティが、同業のトーブマンセンターを36億$(3960億円)で買収する。前者は235ヶ所、後者は26ヶ所のモールを運営している。一般にモールは不調だが、サイモン・プロパティの場合は調達金利が2-3.5%で今回の投資利回りは6.2%。...
ソフトバンクの孫CEOは何回も「ソフトバンクGの売上げや利益に意味はない、資産から負債を引いた額こそが重要だ」と言っているようだ。 これはCEOが自分の会社の損益計算書は適切に同社の損益状況を表していないと公言しているわけで、恐るべき話だ。...
今週号の「東洋経済」と「AERA」でソフトバンクの巨額の節税の手口が解説されている。 2018年3月期が「営業利益1.3兆円」で「法人税500万円」 2019年3月期が「営業利益2.3兆円」で「法人税500万円」(AERA) さらにソフトバンクは以前265億円の追徴課税を不服としていたのだが、2016年に最高裁で上告棄却されている(東洋経済)。...